みやろぎおのプロフィールはこちら

無印良品のオーク材アームチェア│ながく愛用できる椅子

家具・インテリア雑貨
6+

自分の椅子が欲しい。

 

数年前にそう思って、椅子を探し始めました。

 

僕は何かを探すとき、まず妥協しない方がいい条件を決めます。これはいわば「理屈」の部分です。それを満たして上で、なんとなく気に入ったもの、つまり「感情」が反応したものを選ぶようにしています。そうすることで、納得感が高い買い物ができるということを、たくさんの授業料を払って学んできました。

 

たくさんの椅子を見て、惹かれる椅子の共通点をさぐりつつ、実用性も考え、3つの条件を決めました。

 

・木のぬくもりが感じられること

・アームチェアであること

・板座であること。

 

これらを満たす椅子として最終的に決めたのが、無印良品のオーク材アームチェアでした。

 

スポンサーリンク

オーク材アームチェアが気になる理由

 

デザイン家具に詳しい方は、イギリスの家具メーカーERCOL(アーコール)社のスモーカーズチェア(カウホーンチェア)に似ていることに気付くことでしょう。木材の曲げ技術が使われた背もたれ、丸みのある足の感じなどはそっくりです。

 

アーコール社は1920年創業で現存するイギリスの家具メーカーです。蒸気で堅い木を曲げる曲げ木の大量生産技術を確立し、革新的なデザインと実用性を兼ね備えたプロダクトを多数世に送り出します。

 

僕がアーコール社を知ったきっかけは、マーガレット・ハウエルというファッションブランドでした。シンプルなリアルクローズを提案するブランドで、僕は公式サイトのルックブックをいつも洋服選びの参考にしています。

 

デザイナーのマーガレット・ハウエル女史は、モダンブリティッシュデザインに精通し、インテリア業界でも一目置かれる存在。そんな彼女が2003年に復刻させた家具を見て、僕はアーコール社を知り、いつかこんな家具を手元に置いて使いたいなと思っていました。

 

そんなアーコール社のプロダクトに似ている無印良品の椅子。

 

これは何なのだ?と思って調べていくと、オーク材アームチェアはある国産家具メーカーの職人が作っているということににたどり着きました。

 

マルニ木工

 

マルニ木工は1928年創業の家具メーカーです。アーコール社は1920年創業で、この記事を書いている2020年で100周年を迎えるのですが、それとほぼ同時期に、わが国でも曲げ木の技術で「工芸の工業化」をすすめていたメーカーがあったのです。

 

このマルニ木工が2008年にデザイナーの深澤直人氏による「MARUNI COLLECTION」をスタートさせているというのを知り、僕は「あぁ、なるほど」と納得しました。深澤氏が無印良品のデザイナー兼アドバイザリーボードメンバーを務めているというのは、有名な話だからです。

 

マルニ木工の公式サイトには、こうあります。

 

100年先も定番として愛される家具をつくり続ける

 

ながく愛用できる椅子を探している僕にとって、これほど魅力的なキャッチコピーはありませんでした。

 

実際に座ってみて

無印良品の店舗で試座しました。実際に座ってみると、座り心地も上々でした。

 

まず感じたのは、座面の広さ。ゆったり腰を掛けられますし、あぐらもかけそうです。椅子の上とはいえ、あぐらをかきたくなること、あると思います。素直に嬉しいところです。

 

座面は板座。

 

板座を条件にした理由は、子どもがいるからです。子どもは意図せずいろいろなものをこぼします。これは不可抗力で、防ぐのはまず無理です。だとすると、ファブリックの座面では、汚れがしみ込んでしまった場合に、どうしようもありません。その点、板座なら拭けばきれいになりますから、気にならないというわけです。

 

座り心地はクッションを敷けばいい。何かをこぼしても洗えますし、交換するのも簡単です。

 

背もたれからアームにかける曲げ木は丸い形状でどうかなと思ったんですが、実際に座ってみたらあまり気になりませんでした。ずっと寄りかかっているわけでもないですから、ここはデザインとの兼ね合いでよしとしました。

 

ウレタン樹脂塗装は、ずぼらな性格の僕にはありがたいポイントです。長く使う家具というと、オイル塗装のものを手入れをしながら味を楽しむみたいなのもあるとは思うのですが、自分の性格を考えると、そういうことはたぶんしない。ただただ手入れをせずに、朽ちていく感じになりそうなので、メンテナンスフリーな塗装の方が好都合でした。

 

これらの条件がそろって、最後に大事なのは価格面。

 

一生ものと考えて、清水の舞台から飛び降りるのも一興ですが、コスパがいいのに越したことはありません。欧米のデザイン家具というのは、ルーツをたどっていくと、目ん玉が飛び出るくらいのものが普通に存在します。けれど、僕は時計もそうなんですが、身の丈にあわないものを買う必要はない派なので、そこそこの値段で納得感があれば、それがいいと思っています。

 

そういう意味で、この無印良品のチェアは非常にリーズナブル。公表されていない部分を考えると、かなりコスパが高いと言えるでしょう。

 

 

そんな検討を経て購入した無印良品のオーク材アームチェア。

 

すでに購入して2年が経ちますが、大変気に入って使っています。マイチェアとして、今後も愛用していきたいと思います。

 

 

6+

コメント

タイトルとURLをコピーしました