ろぎおについて

君たちはどう食べるか

くいいぢ

 

滋賀県に「虹や」という うどん屋 があります。

 

JR東海道本線「瀬田駅」から徒歩1分。

 

レンガタイルの茶色のビルの1階で、駅のホームからでも店を確認できちゃうんじゃないかって距離です。

 

基本的な営業時間は平日の11時から15時。

 

ふむふむ、なにかとコンビニエンスな今のご時世において、なかなかストロングスタイルなお店なんですな。

 

でもこの営業時間でやっていけてるってことがすべてを物語っている…そういうの嫌いじゃない・・・いや、むしろ好き。

 

でね、ここまでで察しがいい方はお気付きかもしれませんが・・・

 

ええ、じつは僕、「虹や」に行ったことはありません。

 

場所や外観や営業時間は、すべてネットで調べた情報です。

 

おいおい、行ったこともないお店のことって、とんだコタツ記事じゃねえか!

 

まあそれはそうなんですが、じゃあなんでそんな行ったこともないお店のことを書いてるのかっていうとですね。

 

 

うどんをお取り寄せしたからです。

 

 

まあそうでしょうよって感じですよね。

そもそも最初の写真でバレてるし。

完全に出オチだし。

 

ただここで不思議に思いませんでした?

 

 

どうして滋賀県のうどん屋なの?

 

って。

 

 

だって、うどん屋さんってたくさんあるじゃないですか。

 

ちょっとググったら2020年の統計が出てきたんですけど、全国には17,862軒のうどん屋があるそうです。

 

で、それを10万人当たりの店舗数でランキングにしたものをみてみると、1位はうどん県と名高い香川県です。

 

驚異の偏差値92.6!

 

僕も香川ではじめて食べたうどんには感動しました。それこそ1日5食うどんを食べてましたからね。それくらい香川のうどんは美味しい。

 

じゃあこの「虹や」がある滋賀県はどうなのかというと…逆の意味で驚きの46位。。。

 

日本って47都道府県ですよ。つまりブービー県なわけです。超激戦区香川とは真逆の環境。そんな滋賀県のうどん屋さんをどうしてわざわざ?って話です。

 

ええ、理由があるのです。

 

 

Twitter です。

 

 

半年くらい前に「虹や」の大将と、うどんと全然関係ない話題でつながって、しばらくの間、うどんと全然関係ない話をしていたんですね。

 

で、通販をやるっていうんで、じゃあ買いますってお願いしたんですけど、これがヤバかった。

 

 

美味しすぎた。

 

 

僕の記憶で思い出補正も入っている香川のうどんを越えてきた。

 

マジかーって感じでした。

 

しかも「虹や」のうどんを取り寄せた人が、次から次へとツイートするのですよ。

 

美味しい、美味しいって。

 

ああ、こういうのを本当の口コミって言うんだろうなあって思いましてね。

 

で、美味しいものは一人でも多くの人に知ってもらおうというわけです。

 

では、本題に入ります。

 

 

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僕はこう食べた

こんな感じで届きました。クール便です。

 

 

麺は冷凍。このまま沸騰した湯に落とします。

 

一玉あたり2リットルの水を推奨されていたので、わが家は2回に分けました。

 

 

投入後すぐは黄色い感じです。

 

茹で時間は15分。

 

 

いい感じになってきた!

 

 

同時進行でかけダシをあたため、

 

 

きつねあげを湯せんし、

 

 

器はお湯を張ってあたためました。

 

 

薬味もスタンバイ。

 

 

すばやくザルにあげて盛り付けて、

 

 

きつねうどん完成。

 

 

このきつねあげがめちゃくちゃ美味しかった!

 

きつね好きの息子用に1枚しか買わなかったんですけど、奥さんが2枚買ったと思っていて、2枚買っとけばよかったのにって軽く怒られました。

 

 

冷うどんは水でしめて、

 

 

ドバドバドバーッとツユをぶっかけ、

 

 

はい、できあがり。

 

 

どちらにも共通して言えるのは香りのよさ

 

削り節のいい香りが容器のキャップを開けた瞬間からふわぁーっと香るんですな。これがもうたまらん。

 

こちとら腹が減ってますからね。もう一気に飲み干してやろうかって思うくらい、食欲を刺激されまくります。

 

さらにかけダシを温めることで香りが部屋中に充満すると、おあずけ感がMAXに到達。もはや地獄、いや天国?と錯乱状態に陥るので注意が必要です。

 

お味はしっかりしているけど後味すっきりさっぱり。雑味がなく変な残り方もしないのは、美味しいものに共通していることですね。

 

 

麺のコシは言うまでもないでしょう。さすが手打ちの粘り強いコシ

 

娘が「噛み応えがあるね」と言うので、ここぞとばかりに「それをコシというのだぞ」とエラそうに教えました。

 

自分が打ったわけでもないですけど。

 

息子は「今まで食べたうどんの中でいちばんうまかった!」と言い、奧さんは息子からのお裾分けで食べたきつねあげを絶賛。

 

お店だとこんなのが食べられるみたいよーと公式サイトの写真を見せたら、あれもこれも食べた過ぎる-!と悶絶してました。

 

もちろん僕はつゆまで全部ずずずーっと飲み干して。

 

家族全員、大満足!

 

ごちそうさまでした!

 

 

君たちはどう食べるか

 

お店のメニューは、大将が考えたうどんです。

 

でも通販なら自由。

 

素でいってもいいし、好きな具材をのせてもいい。

 

Twitterで見かけたツイートを紹介しておきます。

 

 

これね、大将は一言もレビューしてねとか言ってないの。

 

それなのに「虹や」のうどんを食べた人が、次から次へと写真付きで感想をあげてるんです。

 

僕も一言もレビューしてとか言われてないのに、こんな記事書いてますから、人のことは言えないわけなんですけれども。

 

ただやっぱり人って感動したら、それを誰かに伝えたくなるんだと思うんですね。

 

少なくとも大将には伝えたい。

 

 

ありがとう、美味しかったよ、って。

 

 

で、それぞれのツイートの「返信」に大将がコメントしてるんですけど、これがまたいいのです。

 

なんなの、この素敵な世界線?!

 

さて、次はあなたの番。

 

どう食べる?

 

 

お店に行ける人は行くべし

 

ここまでいろいろ言いましたけどね、やっぱりお店でいただくのが一番いいに決まっているんですよ。

 

通販はどこまでいっても通販です。

 

 

再現度100%はない。

 

 

大将も言ってました。

 

説明書通りに茹でてもらえれば、

85%くらいは再現できるって。

 

これは裏を返せば

85%が限界ってことでしょ。

 

だからお店に行ける人は行った方がいい。

 

ただ、ここでひとつ問題があります。

 

平日の11時から15時までしかやってない。

 

これね、お店の近くで仕事してるとか、学校に通ってるとかじゃない限り、だいぶハードルが高いです。

 

平日仕事の人なんて、基本的に無理ゲーでしょ。

 

 

そこをどうにかして行くのです。

 

 

困難が多ければ多いほど「やってやるぜッ!」って燃えるでしょ。

水は山の頂上で飲むとおいしいって言うでしょ。

 

そういうことです。

 

苦難の先にある果実に価値があるってことは真理なんですよ。

 

 

「虹や」はそれだけのうどんを食わせてくれるはず。

 

 

ちなみに短い営業時間にもちゃーんと理由がありましてね。

 

それは仕込みにものすごい手間ひまがかかっているからなんです。大将の技と経験と知恵と想いをつめこんで、きちんと仕事されたものが提供されているってことです。

 

 

だから遠方の方は通販でいただきつつ、機を伺いましょう。

そしてお近くの方はぜひ行きましょう。

 

 

僕もどうにかして東京から行きますんでね。

 

 

「虹や」の100%のうどんをいただきに。

 

 

【虹や公式】

手打うどん虹や

 

【おとりよせ】

手打うどん虹や 通販部 powered by BASE
【手打うどん虹や】は、滋賀県JR瀬田駅前にある小さなうどん屋です。国内1%の手練り・手打ち・手切りうどん職人の店。国産無添加素材の自家製麺と出汁。人の手にしかできない味を、虹やは信じて精進しています。

 

 

コメント

  1. スズキマコトの動画/mlabo.org より:

    わしブログのコメント欄に足跡残すことはまず滅多にないですが
    一言書かせてくれ。

    ま じ で う ま い

    Tweet使ってくれてありがとうw

    • スズキマコトさん

      貴重なコメントをありがとうございまっす!
      Tweet勝手に使っちゃってすみません!

      ま じ で う ま い

      虹やさん、最高ですよね!

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