最近リョータにハマってまして。
こう書くと
「ああ、SLAM DUNK (スラムダンク)の宮城リョータでしょ」
ってなりますよね。
ご覧になりました?
『TEH FIRST SLAM DUNK』
いやー、マジでよかったですよねえ。
もう映画が封切られて2か月半が経ちましたから、何をいまさら…って感じですかね。
もちろん僕も封切り日こそ仕事で行けませんでしたけど、数日後にはしっかり観に行っておりました。
ほぼ事前情報なしで鑑賞。
そして、涙。
バスケ部で青春アミーゴしていた不肖ろぎお、現役時代のポジションはガードでしたから完全に宮城リョータ推しでした。
イーストパックのバックパックに宮城リョータのキーホルダーをぶら下げて通学するくらいには、スピードこそが俺の武器だと思っておりました。
ただですね、今回のリョータはそのリョータじゃないんです。
「優里ちゃんねる」のリョータです。
ご存じですよね?
「優里ちゃんねる」
まさかご存じない??
じゃあ聞きますけど、ミュージシャンの
優里
はご存じ?
『ドライフラワー』『ベテルギウス』『レオ』などが代表曲で、恋愛ソングのカリスマともいわれているシンガーソングライターです。
僕は彼の大ファンでYoutube チャンネルも欠かさず見ている…わけでは全然ないんですが、ある日、ちょっと気になるサムネを偶然見かけましてね。
タイトルは
「何も知らない編集スタッフを急遽大ステージで歌わせてみたwww」
サムネに踊る文字は
・ライブ直前に1曲頼んでみたら・・・
・歌ウマ編集スタッフ
・観客5000人
あーはいはい、いわゆるドッキリものね。
そう思って何の期待もせずに見てみたのですけど
え、これ、マジで素人なの?
じつはドッキリじゃないんじゃないの??
正直マジでビビりました。
完全に素人の域を超えてやがりました。
いやあ、だって無理でしょ。
いきなり5000人の前で「歌って」って言われて歌えます?
しかも10分前にですよ。
ステージへの登場の仕方は素人感まる出し。
自分が出てきたことを説明する感じも、いたって普通の人。
なのに、
伴奏のピアノが流れた途端に顔つきが変わる。
声を発した瞬間、会場の空気が変わる。
そのくらいの堂々たるパフォーマンス。
しかもめちゃくちゃ謙虚。
なんなんだ!この若者は?!
で、そこから「優里ちゃんねる」のアーカイブをたどっていくと、どうやら本当にただの編集スタッフなのです。
ただこのチャンネルの主である優里も歌のうまさを絶賛しており、歌手としてワンチャンあるからやってみたら?と勧めたり、誕生日には楽曲をプレゼントする話をしておりまして。
これ、音楽でメシを食いたい人からしたらチャンス以外のなにものでもないのですけど。
本人、全くやる気なし。
TikTok で弾き語りをアップしているけど、それはあくまで趣味の話。音楽は好きだけど、自分の歌をリリースするとか、ましてプロになるとかは全然考えてないと。
どこまでも無欲。
どこまでも謙虚。
だけど、
歌がうまい。
このギャップに完全にやられているというわけなのです。
表現の分野では、一昔前ならプロしか扱えなかった機材やソフトが安価になり、誰でも手軽に作品作りができるようになりました。
そしてSNSで世界中の人に見てもらう方法も手のひらの上にある。
特に今の若者には、何芸にも秀でている人がゴロゴロいます。
このリョータくんのように。
第一線で活躍しているプロが才能を見出し、
リアルタイムのエンタメにする。
まったくすごい時代です。
はたして彼がデビューする日は来るのか?
見守りたいと思います。
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