先日、阿刀田高氏の『日本語の冒険』という本を読みました。そこに「とくとく日記」というのがあって「これいいなあ」と思ったので、そのまま真似ることにしました。
「とくとく日記」とは何かと言いますと、まず1日1個「得したこと」「よかったこと」を一言で書きます。そして、そのあとに詳細を書きます。数行でもいいし、もう少し多くてもいい。
この1日1個というのが、とてもいいなと思うんですよね。結論が決まっていて詳細を書くだけでいいので、うまいことを言わなくちゃいけないみたいな気負いなく書けます。
あまり大風呂敷を広げずに、とにかく1日1個。同じようなことが続いてしまったとしても気にしない。飛び上がるほど嬉しいことでも、日常のささいなことでも、1個は1個。
それともし、とても辛く苦しい1日だったとしても、何か「よかったこと」を見つけようとしたら、1つくらいは見つかるだろうし、それが救いになるようなことがあるかもしれない。
そんなことを思いながら、新しい日記を始めます。
■今日のとくとく
とくとく日記を始めること
コメント