「先生、バスケがしたいです。」
はい、もうみなさんご存じですね。
『SLUM DUNK（スラムダンク）』の人気キャラ三井寿（みついひさし）の名シーンです。
一応、知らない方のために説明しておきますとね。
三井は中学MVPとして鳴り物入りで湘北高校バスケットボール部に入部。しかし、ヒザの怪我が原因でバスケから離れてしまい、不良グループとつるんで過ごすようになります。バスケへの未練を抱えながら。
ある日、部員の一人との遺恨が元で、三井とその取り巻きがバスケ部を襲撃し、部員たちとの殴り合いに発展。最終的に三井は自分のバスケへの未練に気付かされるのですが、ダメ押しで恩師・安西先生と対面するシーンが、これなのです。
もうね、スラムダンクファンは、この絵だけで泣けるんですよ。
鼻水たらしながら泣いてしまうレベルの感動シーンです。
でね、お話の筋とはまったく関係ないんですけど、「前歯が抜けた顔」がサマになるのは、この時の三井寿くらいだと思うんですよ。
あとは、基本的に間が抜けた顔になる。
真面目にしていても、怒っていても、歯が抜けているというだけで、なんとなくおかしい。
むしろ、真剣な表情であればあるほど、こっちとしては笑えてしまいます。
でね、今朝なんですけど、娘がぼくを起こしに来て、笑顔で言いました。
「おはよう♪」
ニコッと笑った顔を見て、朝から爆笑。
そう、前歯がないんです。
ものすごい破壊力の笑顔です。
もうね、一発で目が覚めましたよ。
昨日、歯が抜けたとは聞いていたんですけど、仕事から帰ってあんまりちゃんと見てなかったから、そこまで気づいてなかったんです。
で、起き抜けに不意打ちの「ニコッ」はもう無理。
お腹を抱えて笑ってしまいました。
その後もね、娘が何をやっていても、顔を見ると笑っちゃう。
本人は「もぉーッ！」みたいな表情を浮かべるんですが、その顔がまたおもしろい。
あんまり僕と奥さんが笑うもんだから、夜にはその顔を武器にして、おどけたりしていました。
前歯がない顔って、何があってもどうでもよくなるという感じで、無条件に幸せになれますね。
とはいえ、本人としたら大問題。
ずっと笑われるわけにはいきませんからね。
大人の歯が早く生えてきたらいいな思います。
ちょっと名残り惜しいですけど（笑）
■今日のとくとく
娘の歯抜けの顔が笑えること
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