どうも、キャンプ大好きブロガーの ろぎお です。
車&キャンプ泊でまわる夏旅。
福井県立恐竜博物館から近めのキャンプ場を探しましたが、これが意外と見つからない。
で、探しに探して、たどりついたのがこちら!
福井市リズムの森
ザ・山の中!
わざわざ「福井市」と付けているのは、横浜に同じ名前の音楽教室があるからです。おそらく関係はないと思われます。
さて、福井市リズムの森。
ぐいぐい山道を登っていった先にある、めちゃくちゃ自然に囲まれたキャンプ場です。
テントサイト11、バンガロー5、コテージ3と、最近の施設とくらべると決して広くはありません。
またお店も近くにはありません。
チェックイン前に問い合わせたところ、一番近くのコンビニまで車で20分。スーパーだともっと遠い。。
管理棟に充実の売店があるわけでもない。
つまり準備を整えて臨む必要があるキャンプ場ということです。
ただ、ブッシュクラフトができるようなガチの山の中かというと、そういうわけでもなく、テントサイトは区画がきっちり分けられています。
では、写真をみながら解説していきましょう。
管理棟
なかなか立派なつくり。
受付、コインシャワー、毛布などの貸し出しはこちらです。
人が常駐…しているわけでもないのが、のどかさを感じさせます。
人がいない時間帯をチェックインの時にでも聞いておくといいかもしれません。
テントサイト
ごらんの通り、きっちりシマが分かれています。
けっして広くはないので、2ルームテントなどは無理でしょう。ソロ限定と言ってもいいかもしれません。
テントがたてられるサイズかどうかは、あらかじめ要チェックです。
近くのトイレ。
炊事場。お湯は出ません。
かまどもありますが、BBQ利用者だけが使えるものかも。
バンガロー
レトロなつくり。
この特徴的な屋根の作り、冬は豪雪地帯だからでしょうね。
裏側には網戸がありましたが、正面になかったような気がします。
あたりまえですが夏場のキャンプ場と言えば虫がいます。
前方の出入り口に網戸がないと…対策は必要かも。
トイレの清掃は行き届いていてきれいです。
バンガロー近くの炊事場。
コテージ
全部で3つ。
じつはわが家は今回、コテージを利用しました。
理由は天気です。
がっちり雨予報だったのです。
結局、降らなかったんですけどね。
でも長距離ドライブから恐竜博物館の後だったので、疲れを癒すという意味ではこちらにして正解でした。
トイレ・シャワーが付いているのがありがたかった!
しかもキッチンには調理器具、お皿、炊飯器まであります。
左下にはミニ冷蔵庫もあるので、夏場は冷たい飲み物をしっかり冷やしておけますし、食材が傷む心配もありません。
二段ベッドに布団。
シーツも別でちゃんと用意されていますよ。
グラウンド
広めの芝生のグラウンドがあります。
バドミントン、フリスビー、ゴールはないけどサッカーなど、いろいろ遊べると思います。
端っこには、ちょっとした遊具もありますしね。
BBQ場
事前予約でBBQ施設を使うことができます。
準備で楽をしたい方は、手ぶらでバーベキューもありますよ。
実際に利用してみてどうだったか?
ここからは実際に利用してみて感じたことを書きます。
ここ数年のキャンプブームで人気がある高規格キャンプ場に慣れている人は、それなりの不便さを感じると思います。
それはいろいろなものが行き届きすぎているから。
最近のキャンプ場は、トイレがウォシュレット付きだったり、炊事場ではお湯が出たり、売店が充実しているのがもはや当たり前になっている感すらあります。
確かに快適ですし、便利です。
それにくらべると、
このリズムの森は一昔前のキャンプ場という感じです。
施設は決して至れり尽くせりではないし、
ちょっとした老朽化もしている。
そこまで手が回らないのかな、
という部分もあるにはある。
でも清掃は行き届いているし、スタッフもやさしい。
そしてなにより自然が素晴らしい。
夕方に着いてまず驚いたのは虫の声です。
聞いたことがない音量。
まさに大合唱って感じでした。
こんなとかげも、そこかしこで見つけられます。
ハチには少々悩まされましたが、それも刺激しなければ別に悪さをするわけではない。
コテージでは虫よけスプレーや殺虫剤も用意してくれていました。
気温と湿度が高く、蒸し暑かったので
「エアコンがあればなあ」
と正直思いましたが、それはたぶんここ数年の異常気象ゆえでしょう。
そしてすぐに便利さを求める悪い癖です。
朝方は涼しくて快適でしたからね。
過度な期待をすると期待外れになりかねませんが、自然を堪能できることを思えば、いいキャンプ場だと思います。
虫に一喜一憂していたのも、今となってはいい思い出。
不便を楽しむ。
リズムの森はキャンプの原点をあらためて感じさせてくれたキャンプ場でした。
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