どうも、ろぎおです。
Twitter の企画に乗っかります!
🍀お久しぶりのブロガー企画🍀
「私のとっておきの一冊」
をぜひご紹介してください!( ¨̮ )ブログ記事でオススメの本をご紹介のうえ#私のとっておきの一冊
とハッシュタグを付けてツイートしてください。のんびりとご参加頂けたら嬉しいです〜(*´꒳`*)♨️https://t.co/RQJMaiLcc5
— 小春@うたたねライター♨️ (@55koharuno) January 14, 2020
とっておきの一冊と言いながら、紹介する冊数は自由でいいとのこと。
そこで実用書と娯楽書を紹介させていただきます。
まいります。
<不良>のための文章術 永江朗
1冊目は実用書から。
『<不良>のための文章術 書いてお金を稼ぐには』永江朗著,NHKブックス,2004年
いわゆる文章本です。
永江朗氏は、洋書店勤務、雑誌編集を経てフリーライターになった人物。
「哲学からアダルトビデオまで」を標榜し、幅広い媒体で
書いて稼いでいる人
です。
タイトルで<不良>と言ってますが、これは何も
盗んだバイクで走りだしている人や、
長ラン短ランでチェーン振り回している人や、
金属バットを持って恩師にお礼参りしちゃう人
を指しているわけではありません。
ここでいうところの<不良>とは、<特殊>であることを意味します。
文中にこうあります。
学校の作文の時間によい点を取ったり、『文章の書き方』的な本で推奨される文章を「よい子」の文章とするなら、プロの文章は<不良>の文章です。
おカネになる文章とは、どこかが過剰だったり、何かが欠落しているような文章です。(中略)美しく正しい文章なんて、退屈で眠たくなるだけです。
なかなか刺激的ですよねぇ。
一定のクオリティは満たすものの、テンプレに沿っているだけで、個性のないツマラナイ文章。
今のブログには、そんな文章が多くなっていると、気づいている人は気づいています。
では、どんな文章を書けばいいのでしょう?
おカネを払ってでも読みたいと言われる文章とは、どんな文章なのでしょう?
その答えがこの一冊には詰まっています。
そんな<不良>の文章なんて、滅茶苦茶やってるだけでしょ。
そう思う方がいらっしゃるかもしれませんね。
いやいや、この本、中身は超まじめで超実践的。
<不良(プロ)>になるための心がまえに始まり、本の紹介文、取材記事、コラム・エッセイの書き方を、具体例をまじえながら詳しく解説しています。
悪い例文を手直しして、想定媒体向けの文章に仕上げていく様子は、さすがプロとうなりますよ。
とにかく、書いて稼ごうという人にはおすすめです。
ただ、ひとつ残念なのは、絶版本だということ。
ネットならアマゾンやメルカリ、
リアルならブックオフなどで
購入するしかありません。
でも、手に入れるだけの価値はあると思います。
よろしければ、ぜひ探してみてください。
原田宗典のエッセイ
もう一つは、エッセイ。
原田宗典の作品たちです。
原田宗典はコピーライターから転身して作家になった人物。小説だけでなく、お芝居の脚本も書きます。
2013年に問題を起こしていったん表舞台から退場しましたが、2015年に復活を果たし、現在もスローペースながら作家活動を継続中です。
大学生の頃、僕は原田宗典にハマりにハマって、貪るように読み漁りました。
この方、小説や舞台脚本もさることながら、エッセイがとにかく面白いことで有名です。
どのお話も捧腹絶倒。一冊を選ぶことなんて到底無理。
ゆえに、写真もこのありさまです。
でも、ハマったとかいうわりには、少なくね?
そう感じた方はスルドい!
じつをいうと、断捨離とかいって、一度全部処分したんです。
で、少し前にまた読みたくなって、ブックオフでちまちまと買い直し。
そうしたくなるくらい、とにかく面白いんです。
どう面白いかって、いろいろ書きたいのはやまやまなんですけど、それこそ野暮というもの。
百聞は一読に如かず!
ネットで読める文章へのリンクを置いておきます。

気になった方は、ぜひ読んでみてください。
以上、私のとっておきの一冊でした。
コメント