ども、ろぎおです。
記憶に残るマンガってありますよね。
もう少し大げさにいうと、俺のバイブルだ、的なやつ。
そこから影響を受けているマンガ。
僕は、小学校、中学校、高校と、マンガの影響を受けまくりました。
その時々の結構な時間を使うことを決めちゃいましたからね。
小学校…はじめての本格的な習い事
中学校…それまで続けてきたことを方向転換
高校…大学の学部
ヤバくないですか、学部って。
でもその結果、いっぱしの社会人としてやっていけるようにはなったので、結果としてはそんなに悪くもないかなと思ってます。
そこで今日は、どんなマンガの影響をどんな風に受けたのか、ということをつらつらと書いてみようと思います。
六三四の剣
小学生の頃、剣道やってました、僕。
そのきっかけになったのが、『六三四の剣』です。
『JIN-仁-』や『龍-RON 』で有名な、村上もとか先生の代表作の一つ。
夏木六三四と藤堂修羅という二人の剣士を中心に物語が展開。
小学生編と高校生編の2部構成となっています。
僕と同世代の人で、剣道やってた人はみんな読んでいたはず。
剣道をメジャーにしたマンガと言ってもいいでしょうね。
『六三四の剣』を読んで剣道で強くなりたい!と思ったのはもちろんですけど、それ以外にも、たくさんのことを学びました。
六三四と修羅
『六三四の剣』の主軸とも言えるライバル関係の二人。
そもそも、彼らの父親同士の因縁があって、それを引き継ぐ形になっているんですよね。
こういうライバル関係があると、人は成長するんだな、ということを知りました。
父親と息子
夏木栄一郎と六三四、藤堂国彦と修羅。
『六三四の剣』は、この親子の物語でもあります。
親子の形にもいろいろあることや、父親の死をどう受け止めていくかみたいなことが描かれていて、子ども心にいろいろ考えました。
男と女
夫婦、恋人と、男と女の関係が積極的に描かれているのも、小学生の僕には衝撃的でした。
夏木夫婦と藤堂夫婦、六四三と嵐子、修羅と麻里、乾ともなみ、などなど。
それぞれの恋愛がドラマなんですよねぇ。
生と死
めちゃくちゃ深いテーマも、この作品には横たわっています。
父の死をどう六三四が乗り越えていくか、というのが、一つの大きなテーマですよね。
最終回でも、修羅が剣をメスに持ち替えて、生に挑んでいきたいみたいなことを言ってます。
スラムダンク
はい来ました、大金字塔。
このマンガがヒットするまで、バスケはマンガに向かない題材とされていたそうです。
そういえば、六三四の剣もそうだったな。
それまでにヒット作があるスポーツ漫画といえば、野球、サッカー、格闘技ですかね。
そこへ彗星のようにあらわれたのが、『スラムダンク』だったように思います。
中3の夏、僕はこのマンガの影響をモロに受けました。
受験勉強そっちのけで、毎日バスケ。
夏休みは近くの小学校の校庭開放で、暗くなるまでゴール下シュートを練習していましたね。
他にもゴールがあるところを探して、バスケ。
っていうか、なんでバスケのゴールってこんなに少ないんですかね。
もっとたくさんあればいいのに。
で、結局、高校でバスケ部に入ります。
剣道には見切りをつけて。
BSのNBAを録画し、月バスとHOOPを愛読し、四六時中バスケのことを考えていました。
都立高でたいして強くはなかったですが。
高校デビューなので、1点突破しか試合に出る方法はないと思って、シューターになるべく3ポイントを打ちまくってました。
あとはティム・ハーダウェイのクロスオーバーもひたすら練習してたな。
『スラムダンク』に話を戻しましょうか。
もはやコミュニケーションのインフラと言ってもいいんじゃないですかね。
キャラクターや名セリフの話で、だいたい盛り上がれるでしょ。
そしてとにかく、バスケの魅力が詰まっています。
ゲーム終盤のドラマチックな展開とか、本当にあるから!
あと作画のクオリティが高いのもポイントです。
NBAのワンシーンそのまま問題とか、いろいろグレーな話もありますが、リアリティという意味ではこの上ない魅力です、やっぱり。
マスターキートン
さて、最後は浦沢直樹作品です。
『マスターキートン』
知ってますかね?
僕は、もともと歴史が好きだったことと、このマンガの影響もあって、大学の専攻を史学部にしたんです。
試験の面接で、はっきりと「考古学をやりたい」って言ってました。
あの頃は志(こころざし)みたいなものがあったんだよなぁ。
結局、やらずに映画を観まくって遊んでしまいましたけど。
主人公は平賀=キートン・太一。
考古学者、保険の調査員、そして英国特殊部隊のサバイバルの専門家という3つの顔を持つスーパーエリートながら、人間味のあるキャラクターです。
一部を除いて、1話完結の読み切りとなっているので、エピソードごとにどの顔を見せるのかという楽しみがあります。
このキートン、遠山の金さん的なところが、かっこいいんですよ。
とぼけているんだけど、実はすごいっていうね。
いまだに憧れるキャラクターです。
ただ、まぁ、能ある鷹は爪を隠すって、僕みたいな未熟者にはなかなか難しいです。
そもそも、隠すほどの能力もないですが。
全部完結しています
ちょっとでも気になってしまった、あなた!
安心してください。
3つとも完結しているので、最後まで読めます。
なにか面白いのないかなーなんて人は、参考にしていただければです。
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