こぼりたつやさんの3000文字チャレンジというのがありまして。
お題が「みかん」なんだそうで。
3000文字チャレンジ!第7弾!【みかん】
寒い日が続いておりますが、風邪など引かれていませんでしょうか?
私は無敵なので引きません。
今回のテーマは『みかん』です!
以下のルール見てね↓↓↓↓↓
— こぼりたつや (@tatsuya_kobori) 2019年1月17日
というわけで、今日はみかんについて思いついたことを、とりとめもなく書き散らかしてみようと思います。
では、いきます。
■食べ過ぎ注意報
子どもの頃、顔や手が黄色くなるくらいみかんを食べ過ぎて、翌日お腹が痛くなるというのは、誰もが経験していることではないでしょうか。
やめろと言われても、今では遅すぎた〜
みかんの食べ過ぎって、そういうもんだと思います。
アカシアのボウルや籐のかごに積まれたみかんが目の前にあったりすると、気がついたらみかんを手にとって皮を剥いてたりするんですよね。
それはもう無意識過ぎて、病気かと心配になるレベルです。
あ、でもね、最近は
顔が黄色い=肝臓やら胆嚢やら何やらに異常アリ?!
なんてことになるお年頃。マジで病気の?秒前なので、みかんの食べ過ぎで顔が黄色くなる事態は避けなければならぬと気をつけてます。
早期発見、大事だからね。
■みかん箱
昔はくだものを運ぶのに木箱を使うのが一般的でした。
みかんはみかん箱、ですね。
木箱なので、丈夫です。だから、それを逆さまにして机がわりに勉強したり、みかん箱の上に立って演説したりしたみたいですね。
そういえばジャイアンもリサイタルをやっていたようないないような。
僕にとってのみかん箱はダンボール箱なので、どちらかというと中に入ったり、頭からかぶって遊ぶものでしたけどね。
そういえば、木箱のみかん箱って今も売ってるのかな?
あれ、キャンプの道具箱に良さそうだから欲しいぞ。
■ハンドパワーです
みかんに親指をさして「浮いてます!」って遊び、みんなやりませんでした?
先日、ハンドパワーですとか言ってみかんを浮かしたら、9歳の息子が
「それ、マリックじゃん」
とつまらなそうに言い放ちました。
お、おぅ、マリック知ってるんだ。。
それ、どこで知ったん?
今どきの小学生はみんなマリック知ってるのか?
だいたい、最近のマリックを俺は知らんぞ。
じゃあマリックってマジックとトリックから来てるんだぞ、これは知らないだろう、ふっふっふっ、と思って聞いてみたら
「知ってる」
とそっけなく返されて、
へ、へぇ、君すごいね、マリックのことよく知ってるんだね、オジサン感心したよ
と自分の息子に変な感情を抱きながら、親指に突き刺さったみかんを無言で剥いて食べました。
■こたつにみかん
甘美な響きですね。
これを聞いて幸せな気分にならない日本人はいないでしょう。
そこに三毛猫がニャーと鳴きながら来た日にゃ、古き良きニッポンを感じずにはいられない。
縁側でおばあちゃんとお茶をのみながらひなたぼっこなんていうシーンが目に浮かびます。
両親の実家である鹿児島では、お茶と一緒に必ず漬物が出てくるんだけど、僕は漬物が苦手だから、そんな時にみかんが出てくると嬉しいのよね。
■全国のみかさんへ
ウチの嫁の友だちがみかちゃんといって、たまにみかんと呼ばれています。
それだけです、はい。
■みかんの缶詰め
高校生のころ、当時大流行していた漫画・スラムダンクの影響をモロに受け、僕はバスケットボール部に入りました。
夏休みの合宿で先輩から「缶詰め持って来いよ」と言われ、よくわからないままにみかんの缶詰めを2缶持って行きました。
当日の夜、部員全員が缶詰めを持ち寄り、缶詰めパーティーが開催されました。
どうやらバスケ部合宿の恒例行事だったようです。
僕は
「缶詰めといえばみかんだろ」
というくらい、みかんの缶詰めしか頭にありませんでしたが、先輩たちはそれぞれに個性的な缶詰を披露し、盛り上がっていました。
みかん
黄桃
みつ豆
フルーツミックス
コーン
アスパラガス
さんまの蒲焼き
焼き鳥
鯖
グリーンカレー(ごはんは無い)
などなど
そこはまさに缶詰めのカオス。
お徳用の割りばしを手にした汗くさい男たちが缶詰めに群がるその様子は、今思えば見るに耐え難いものがあったと思います。
ひとしきり缶詰めを食した男たちが無口になり、シーンと静まり返ったその刹那、ある先輩が言いました。
「やっぱり、みかんが一番だな」
だから言ったじゃん、缶詰めといえばみかんだろ、って。
缶詰め先輩たちにバスケ初心者の若葉野郎がそんなことを言えるわけもなく、僕は心の中でひっそりとつぶやいたのでした。
■おみかん
みかんに「お」を付けて、「おみかん」って言う人、いますよね。
あれ、「お」が付いて違和感ないの、みかんくらいな気がします。
おバナナ
おイチゴ
おモモ
おカキ
おリンゴ、、、
うーん、どれも言わない気がする。
さすがです、OMIKAN。
ちなみにおみかんって言う人のイメージは、育ちのいい人ですね。
お屋敷に住んでるとか、実家がお金持ちとか。
あと、どうしようもない男に引っかかって貧乏暮らしを余儀なくされてても、そういうところに育ちの良さが出てしまう心が美しい女の人が「おみかん」って言いそうな気がします。
■俺はみかんなんかじゃない、俺は人間だ
一定以上の年齢の方は敏感に反応してしまうこのセリフ。
そう、伝説のTBSドラマ金八先生の不良少年・加藤優(かとうまさる)の名ゼリフです。
実際には存在しないんですが「俺らは腐ったみかんじゃねぇ!」というセリフの方が有名かもですね。
不良少年=腐ったみかん、に例えて、たくさんのみかんの中に腐ったみかんが一つでもあると、その周りも腐敗していくことを例えに使った話です。
これ、みかんっていうのが絶妙ですよね。
他の果物を入れても、いまいちピンと来ません。
俺は腐ったリンゴじゃねえ!
俺は腐ったももじゃねぇ!
俺は腐ったイチゴじゃねぇ!
俺は腐った大豆じゃねぇ!
いや、それ納豆だし!
やっぱりみかんじゃないとしっくり来ないです。
■みかんジュース
愛媛や和歌山では水道の栓をひねると蛇口からみかんジュースが出てくるっていう話を聞いたことがあるんですが、本当ですかね?
真偽のほどをご存知の方はぜひ教えてください!
■冷凍みかん
誰? 最初にみかんを冷凍庫に入れたの。
グッジョォォォーーーッブ!!
と叫びたくなる一品ですよね、冷凍みかん。
だって、みかんを凍らせるだけですよ。冷凍庫に放り込むだけ。
それだけで幸福度が200%アップするの、すごない?
僕は小学校の給食を思い出します。
冷凍っていうのが、なんだか特別な気がしてたんですよね。
休みの子がいて余ったら、絶対にじゃんけん大会に参加してたもんな。
ちなみに冷凍みかんって自分ではなかなかやらないんですけど、遊びに行ったお宅とかで出されたら、いろんな感情が出てきて普通のみかんが出てくる以上に興奮します。
小学生の頃、1度だけそういうことがあって、無条件にそいつのお母さんが好きになりましたね。
あとで知ったところでは、スナックのママさんをしていたそうで、そういえば僕が人生で一番美味しいと思ったトーストをごちそうしてくれたのも、そのお母さんでした。
まだお元気かな。。
そういえば最近、冷凍みかんを高速のサービスエリアでよく見かけます。
しかも、そこに売られているのは、皮を剥いた状態で冷凍されているみかん。
その名も「むかん」!
すげーネーミング。
皮を剥かないからなんでしょうけど、それにしてもインパクト大です。
3個で400円くらいだったかな。
もちろん、味は冷凍みかんそのもの。
あのヒンヤリ&シャリシャリで目も覚めるし、何より美味しいから、結構買って行く人もいるんでしょうね。
■みかんという言葉の響き
みかん、ってわりと何にでも合うよね。
部屋とYシャツとみかん
蜜柑予想図Ⅱ
世界中のみかんよりきっと
LA・LA・LA LOVE MIKAN
C調蜜柑にご用心
ミカンヲムコウ
雨にみかんと花束を
SWEET 19 MIKAN
食う寝るみかん
#元ネタがわかる人は同世代
まだまだみかんにまつわるエトセトラはありますが、今日のところはここらで終わりにしたいと思います。
ミカン・イズ・オーヴァー 悲しいけれど
終りにしよう きりがないから
ミカン・イズ・オーヴァー わけなどないよ
ただひとつだけ あなたのため
おわり
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