ろぎおについて

パズーに学ぶ旅支度の極意

よもやまばなし
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漫画やアニメのセリフって、パワーがありますよね。

 

特に印象に残ってる言葉とか、単純に好きな言葉って、誰にでもあるはずです。

 

 

有名なのも、そうでないのも。

 

 

たまたまその時の気分にビシッとハマってしまって、脳裏にこびりついて離れないようなやつ。

 

もしくは伊良部のストレート豪速球のごとく、キモチのど真ん中を射抜かれちゃったやつ。

 

ありますよね?

 

 

たとえば、スラムダンク。

 

 

「あきらめたらそこで試合終了ですよ」

 

 

安西先生の超有名なセリフですね。

 

たぶん全世界で1日に800人くらいが使ってるだろうなというくらい有名。

いや、もっといるか。

 

 

じゃあ、ワンピースではどうでしょう。

 

 

「海賊王に俺はなる!」

 

 

主人公ルフィの有名すぎるセリフ。

 

これも「◯◯王に俺はなる!」というカタチで、よく使われます。

 

 

ドラゴンボールも忘れちゃいけません。

 

 

「おら、ワクワクすっぞ」

 

 

悟空が強敵を前にしてよく言ってますね。

 

実生活でもこんな感じで毎日を過ごせたら、ムカつく上司も、緊張するプレゼンも、たいていのことは楽しくなるので、おすすめです。

 

 

そういえば、こんなのもありましたね。

 

 

「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」

 

 

エヴァです。
シンジです。

 

クレッシェンドで。
だんだん大きく。
雰囲気が出ます。

 

ムカつく上司にも
緊張するプレゼンにも
立ち向かえるはずです。

 

 

男ばっかりじゃむさ苦しいので、女の子のもいっときますか。

 

 

「月に変わってお仕置きよ!」

 

 

セーラームーンの月野うさぎちゃん。
お仕置きされたい。。

 

 

とまぁ、こんなのを続けていくと、それだけで3000文字とか余裕でいっちゃいますから、ここらでやめておきますけどね。

 

それこそ人の数だけ、いろんなのがたくさん出てくると思います。

 

でね、僕が好きなセリフの話をしてもいいですか?

 

 

いいですよね。

 

 

いきますよ。

 

 

 

「40秒で支度しな!」

 

 

はい、ドーラです!
天空の城です!
ラピュタです!

 

くぅーッ、シビれる!
ドーラ最高です!

 

 

もう説明の必要ないですよね?

 

え?あります?

 

本当に?

 

 

じゃあ、一応説明しますとね。

 

ドーラたち海賊一味がシータをさらいに行く時に、パズーが僕も連れて行ってくれとお願いしたのに対して、ドーラが言ったセリフです。

 

 

ダメだ、説明が下手くそすぎる。
全然このセリフの良さが伝わらない。

 

ここは僕の力不足を認めますので、ご存知でない方は、天空の城ラピュタを観てください。

 

あと、ちなみに「支度」は「したく」と読みます。念のため。

 

 

で、話は戻りますよ。

 

 

「40秒で支度(したく)しな!」

 

 

うなりますよね。
この40秒っていうのが絶妙。

 

しかも、このセリフの前にドーラはパズーに言ってるんですよ。

 

 

「ここには戻ってこれないかもしれないよ」

 

 

つまり片道切符。
だからこその必要最低限の準備。
それが40秒なんです。

 

もちろん、パズーぱいせんは
あっさりこなします。

 

パズー最高。

 

 

いつでもこのくらいの覚悟をもって、身支度をしたら、だいぶ生活が変わります。

 

だって、寝坊して遅刻ギリギリに起きた時って、いつもなにやってんだろうと思うくらい、早く準備ができますよね。

 

40秒で支度できるんですよ。
やる気になれば。
パズーみたいに。

 

 

まぁ、ダラダラと1週間かけて旅支度していた僕が言うのも何ですけどね。

 

そう、じつは今、旅に出ています。

 

この記事は飛行機の中でポチポチとスマホで書いてるのです。

 

何せ11時間もネットなしの環境に缶詰め状態なのでね。

 

 

でー、何の話だっけ?
あー、そうそう、旅支度の話だ。

 

 

奥さんと子どもたちは先に行ってましてね。
完全に一人暮らし状態だったのです。

 

だからリビングに広げて1週間放置。

 

実際には前日の夜に一気にやったので、早いんだから遅いんだか、よくわかりませんけどね。

 

こういう準備をしていていつも思うのは、旅慣れている人って、身支度が洗練されていそうだよなぁということです。

 

自分に必要なものがわかっているから、きっと迷わないでしょうね。

 

これと、これと、あとこれを入れて、よしっ、オッケー!

 

これくらいの感じなんじゃないですかね。

 

そういう意味では、僕は毎回ムダなものを持って行きがちで、よく奥さんに

 

 

「そんなの待ってきたの?!」

 

 

と言われます。

 

だって、あーっ、アレがあればよかったのに!って後悔するのイヤじゃないですか。

 

 

そりゃね、厳選はしますよ。
できるだけ無駄がないようにも心がけます。

 

 

でもね、

 

 

「無駄なものこそ人生を豊かにする」

 

 

が座右の銘の僕ですよ。

 

また、こうも言います。

 

 

「備えあれば、憂いなし」

 

 

いくら削ぎ落としたところで、やっぱりそこは抗(あらが)えないのです。

 

 

今回も、じつはPC持ってきているんです。

 

こんなスマホでポチポチ書かなくていいんです。

 

 

でも、国際線の飛行機って、夜時間は照明落として暗くなるじゃないですか。

 

真っ暗な中でPC開いて、ターンッ!カタカタカタカタッ、ターンッ!ってやる勇気がないのです。

 

エコノミーの席ですしね。

 

 

しかも、事前に機体まで調べて、あると思っていたコンセントがなかったのも痛い。

これはだいぶ誤算でした。

 

 

と、だいぶ脱線してきたので、旅支度の話に戻しますね。

 

だいぶ前に辞めてるので、もういいかなと思うので言っちゃうと、僕のキャリアスタートは「旅」がテーマになっているブランドでした。

 

これだけで、ピンと来る人は来ちゃうんですけどね、まぁ、いいです。

 

で、そのブランドのルーツは、トランクの荷造り職人でした。

 

昔はね旅といえば船旅だったのですよ。
だから、旅行鞄といえば、積み重ねられる木枠のトランクでした。

 

そういう旅ができるのは、王族、貴族、富豪といった人々だったので、荷造りなんて自分ではしないわけです。

 

そこで出番がくるのが、荷造り職人だったのです。

 

だから、ブランド的にトランクの荷造りについては、今の時代になっても、ものすごいこだわりがありました。

 

「アート・オブ・パッキング」という研修があるくらいですからね。

 

これは四角い箱の中に、いかにして衣類や靴などをシワにならないようにきれいに詰めていくか、ということを学ぶ研修です。

 

昔のトランクって、木箱ですからね。
ポケットとかありません。

 

大きいトランクだと、そのまま滞在先で利用できるトレーが付いた二段構造になっているものもありますが、まぁ、シンプルな箱であることに変わりはないです。

 

そこにうまいこと1週間分の持ち物をいかにしてキレイに詰めるか、ということを真剣に考えてやっていたんです。

 

で、お客様にそれをさりげなく教えて差し上げるのも、仕事の一つなのでした。

 

今だとググればいろいろ出てきますから、そういうワザの集大成みたいな感じです。

 

 

これを知っていると、何かと役に立つことも多くてですね。

 

たとえば、僕はガーメントケース、いわゆるスーツを入れる専用のバッグを持っていません。

 

持っていたこともありましたが、ある時、使わなくてもイケるなと思って、処分しました。

 

それで、今回も持ってきているパタゴニアのトラベルバッグに、スーツ一式を入れて、イタリア出張とかに行きました。

 

そういえばフランスへの研修旅行もボストン一個で行ってたな。

 

 

なにしろこれまでスーツケースというものを買ったことがないのです。

 

まあまあ海外は行ってますけどね。

 

どうしてそれができるかというと、効率的で無駄の少ないパッキングの仕方を知っているからなんです。

 

あと、シワになりにくい素材のものをえらぶとか、そういうこともありますけどね。

 

この辺の具体的な話は、さすがに文字だけだとキツイので、また気が向いたら書くことにしましょうかね。

 

 

気づいたら3000文字も超えました。

まとめます。

 

 

必要最低限のものに絞って、片道切符の覚悟で、無駄なくキレイにパッキングできるスキルを身につければ

 

 

40秒で支度(したく)しな!

 

 

と言われても慌てないで済みますよという話でした。

 

 

パズーを見習おう!

 

 

ではまた!

 

 

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